* デンマーク 02 *
コペンハーゲンは元々、そんなに大きな町ではないので、徒歩や自転車でも十分回れます。
そのせいか、車で観光の場合、車が停められないので少し遠いところから歩くとか、素早く下りて違う場所に集合ということがありました。
更にちょっと車を停めるだけ…という場所は大抵、自動車専用道路のすぐ傍。
この国の観光で一番緊張したのは、車から降りる時だったかもしれません(苦笑)
デンマーク…やっぱりもっと居たかったです…orz
首都:コペンハーゲンの半日観光+昼食込み2時間の自由時間でした。
↓アマリエンボー宮殿/フレデリクス教会
駐車場から↑の小道のようなところを通る or 海沿いに歩いて行くと見えるのがアマリエンボー宮殿です。
奥にちらりと見える緑の丸い感じの建物のが 「フレデリクス教会」 です。
個人的にはオペラハウスや、噴水入口の何かカクカクした可愛い柱? みたいなのが見える海沿いがお勧めです。
あ、あと。可愛い鳥にも会えました! 雀というか、雲雀というか…なんかそんな感じの小さい奴!←知識ゼロ
中の全体図は↑こんな感じです。
女王様が居る時は国旗がかけられているんですが、この日はご不在のため国旗なしでした。残念。
ここは全部で4棟の建物から成り立っていますが、元々は宮殿として建てられたものではなく、貴族の別荘? のようなものでした。
が、居住にしていたお城が炎上 → 住むとこないよ…orz →提供(買い取り?) という感じで住み始めたものだそうです。
いえ、実情は解らないんですが…何かいいな、この大雑把というか仲良しな感じ(笑)
やはり同じ北欧でも、国が違えば衛兵さんも違います(当たり前です)
頭にかぶっているのは熊の毛の帽子だそうです。
言われて気付いたんですが、子供の時に想像した 「兵隊さん」 のイメージに近い感じがします。
そして不謹慎かもしれませんが…衛兵さんのいる赤い所が、鉛筆のようでとても可愛かったです。
そういえば女王様がいらっしゃらなかったので、この日は衛兵さんの数も少なかったです (女王様の警護の方へ行ってしまうので)
正午あたりにはこちらも衛兵さんの交代式を見られるらしいのですが無理でした。
女王様がいらっしゃれば 11:30~コペンハーゲン通りを通過→広場で交代式 が見られるそうです。
ひっそりと楽しみにしていたのに、北欧の衛兵さん交代式とは縁がなかったです…orz
ちなみに正確にいえば↑左がアマリエンボー宮殿で、ここで執務などが行われます。
↑右の写真は左からクリスチャン8世王宮殿/フレデリクス教会/フレデリクス8世王宮殿です。
クリスチャン8世王宮殿は今は一般公開されている博物館になっていて、1863年から1947年まで実際に王室で使用されていた品々が展示されているそうです。
時間があれば見たか(略)
フレデリクス教会は、アマリエンボー宮殿を設計したのと同じ人によって建造された教会だそうです。
ガイドツアーに参加すれば内部見学可能&ドーム頂上にも登れるそうです。
教会の周辺にはキルケゴールなど12体の像があったそうですが、時間の関係でそこまで近くには行けれませんでした。
デリクス8世は妹に、アレクサンドラ・オブ・デンマークさんなどがいらっしゃいます。
この人はイギリスやプロイセンと色々もだもだあった人です(省きすぎ)
私はよく忘れがちなんですが、ヨーロッパって意外と狭いよな…と実感します。
そして広場の真ん中にはフレデリクス5世の騎乗の像が設置してあります。
デンマークとノルウェーの王様だった人です。
あと、7年戦争の時に中立を掲げていた人でもあります。
ところでここ、観光シーズンじゃなかったこともあるのかもしれませんが。
広場を離れると途端に人が少なくなりました。
どうやら皆、海沿いの植木のところに座ったりしていて、日向ぼっこをしていたようです。のんびりいいな~。
↑ここでの観光が急ぎ足だったもっとも大きな理由がこれです。
本物のダビデ像。
宮殿内部ではなく 一度外に出て海沿いを走る→博物館の前 に置いてあります。無造作に。
寄付された→どうするよ、これ…裸体だし変なとこに置けないよな→でもこれ芸術作品&寄付されたものだから粗末には扱えない…→たらいまわし
の結果、ここに配置され落ち着いたそうです。
海風とかで傷まないんでしょうか…や、よく解らないんですけど(苦笑)
折角だから…と往復ダッシュで見てきました。物凄くしんどかったですが、見られてよかったです。
教科書とかで見るよりも大きくて、ちょっと驚きました。
↑左の博物館と↑真ん中の建物の間にひっそりと立っています。
観光コースじゃないっぽいので、ガイドさんによっては説明してくれたりしてくれなかったりっぽいです。
宮殿から↑右の元倉庫の方向にてくてく行くと出会えます。
↓オペラハウス/市庁舎+α
↑の宮殿前に広がる海沿いを歩いているとちょうど入口くらいのところで見えてきます。
2005年 (だったかな?) にできたばかりの新しい建物です。
デンマークの総力をかけてできたものだそうで、各国のオペラハウスの中で一番カッコいいでしょー? と言われてました(笑)
↑市庁舎と国立美術館です。
どちらも車窓観光だったため、残念ながら中へは入れませんでした。
市庁舎は完成後、100年くらいだそうです。
こちらもガイドツアーが組まれており、内部見学ができます。
入口の右側の天文時計は300年に0.4秒しか誤差が生じないという精巧さだそうです。凄い。
国立美術館は中世~現代までの作品を展示しているそうです。
国内だけではなく、国外の作品もたくさんあるそうです。
思わずヴァイキングは…と口走りそうになりました(落ち着け)
デンマークに限ったことではないのですが、北欧4カ国。
どの国のガイドさんも自分のいる国が一番! みたいに感じました。
いわゆる愛国心…と言っていいものなのでしょうか?
外国の方とかガイドさんとお話しすることがあると、結構、皆自分の国好きなんだな~と思うことが多いです。
日本人は日本が大好きだったとしてもあまり言わないイメージです。奥ゆかしい。
「うちの国いいでしょ! あのね、ここのこれはこんなに凄いんだよ!」 みたいなの。
私の周囲の人にそういう人が多いだけかもしれませんが(苦笑)
でも本当に好きなんだな~。と伝わってこちらまで楽しくなったので、私もそんな風に日本のこと好きなんだよ! と照れずに伝えられたら嬉しいなと思いました。
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Thanx A Lot.