* ノルウェー 03 *

 

移動の途中で、リレハンメルに立ち寄りました。
1994年に冬季オリンピックの開催されたあそこです(大雑把)

オリンピックあったし…と想像していたものとは違い、とてものんびりとしたいいところでした。
その話をしたら、日本はどこへ行っても土地に対して人が住みすぎてるんだよ! と言われました。
「首都 (オスロ) の人口 > 地図に載ってないような香川の田舎の町の人口」 ってどういうこと?!
と実際、旅行に行ったノルウェーの人が言っていたそうです(苦笑)

首都:リレハンメル半日観光+オスロの半日観光でした。

 

↓ジャンプ台

石垣  入口

山の中腹というか斜面というか、そこにぽつっと設置してありました。
遠目からジャンプ台が見えます。
石垣が見えて、駐車場からすぐに入口です。
なんだかテンション高くなりました。

旗  電光掲示板

入って左側には観客席と旗、電光掲示板がありました。
当時はここに各国の旗がはためいていたのかな~。当時の様子とかどんな感じだったのかな~? と友人と話してました。
標高が高いためか、テンションが高かったせいか、やっほー言いたい…とか更に呟いていました。
多分、ちょっと色々おかしかったんだと思います(苦笑)

スキー台  スキー台  スキー台

ジャンプ台です。
オリンピックマーク入りです。
実際に見ると物凄く大きいです。
横にリフトがありました。下にあるのはお土産物屋さんです。

階段  上から見ると  K点

横には階段が付いているので、そこをたったか上ることもできます。
ただ、頭上をリフトに乗った人が行き交うので気になる人は気になるかもしれません。

K点部分は普通に少し高くして色を変えている。だと思っていたんですが、違いました。知らなかったです。
緑に白と赤と青はとても綺麗でした。

聖火台  聖火台

ジャンプ台の反対には聖火台がありました。
聖火台の部分は少し小高い感じになっていて、休憩できるようにベンチなどが置いてあります。
私が登った時もここで2人、のんびりと景色を眺めながらお話されてました。

景色  景色

目の前が開けている&穏やかな景色で、風も気持ち良かったです。
行くまでは 「オリンピックがあった場所見学」 という意識だったんですが。
もし近くにこんな場所があったら、お弁当と本を持参でのんびりしに行きたいなと思いました。
聖火台の所は本当に人も少ないし、景色良くて気持ちよかったです。

 

 

↓マイハウゲン野外民俗博物館

入口  看板  トトr…?

北欧の中で見てもかなり歴史の古い部類に入る民俗博物館です。
でも、とてもそうは見えないほど綺麗でした。
↑の案内板で解るように、とてつもなく広いです。とても回りきれません。
今回は近・現代の方のエリアは回らず、入口近くのエリアを少しくるりと回りました。

入ってすぐの受付でお金を払います。
近くの建物の中に、ボードがあり、ここでも入場シールがぺたぺたと貼られていました。
そのまま奥へと建物の中をすり抜けて行くと↑のようなキノコっぽい建物が出てきます。
夏などの観光シーズンは守衛さんがいるみたい。と聞き、何故か思わずトト●が出てきたのは秘密です(笑)

スターブ教会  スターブ教会  見せしめ

てくてく歩いて行くと、スターブ教会が見えてきます。
スターブ協会については写真の都合で分割しました。
メニューページ↓参照でお願いします。

↑右は教会の前に置いてあったものです。
婚前交渉や不倫などを行った女性が見せしめで首輪をされ、ここに放置されていたんだそうです。
そして教会に来る人々の目に晒されるという罰に使用されていたそうです。
なんか怖い。

 

学校  案内

周囲の家を覗きながら歩くと、学校がありました。
ここにはガイドさんもいて、中で授業をしてくれます。

教室  机  先生

↑黒い丸は同じツアーの方が写ったので隠しの方向で失礼します。
教室は真ん中に通路があって、右側が男の子、左側が女の子の席になります。
真ん中には大きな古い地図、や発音や綴りを書いた板がぶら下がっていたり、棚には玩具? のようなものも仕舞ってありました。
個人的には、進化図なのか、動物がいっぱい描かれていたものがとても印象的でした。

トゥセンターック!  エーウーアー!  サボり

左が 「ツゥーセンターック」 です。ノルウェー語で 「ありがとう」 の意味になります。
右は 「イーウーアー」 だったかな。「エーウーアー」 とか 「イーウーオー」 だったかもしれません (メモ見つからない…orz)
単語を教えてもらったり、春を喜ぶ歌を歌ってもらいました。
この歌、ノルウェーの伝統的な歌だそうですが、どこかで聞いたことがあるので日本で魔改造されているような気がしてなりません(苦笑)

ふと外に目をやればぽかぽかと気持よさそうです。お昼寝日和。
私がここの生徒だったら100%授業ぶっちを何度もしていただろうと確信しました(ダメすぎる…)

机の落書き  何部屋?

机には学生の特権(笑)
可愛い落書きがある席などもあって、その席に座っていた子の個性がそのまま残っていてちょっとほのぼのしました。
教室部分の後ろには多分、子供部屋かな? と思われる部屋がありました。
この部屋がまた可愛らしかったです。私好みでした。
こういう部屋で育つといわゆる北欧デザイン的なセンスも育つのか…とちょっと納得しそうになりました。

 

集落的おうち  集落的おうち

学校からぷらぷら歩くと集落のような場所に出ました。
こちらもガイドさんがいらっしゃったので、お話をしてもらえました。
家畜部屋、若夫婦の家、その両親の家、お客さんの家など、いくつかのおうちが集まって、でも一家族分だそうです。
普通のおうちというよりも、地主さんとか有力者とかのおうちです。
一番大きな家は今まで働いてくれてありがとう。で両親の家だそうです。
うっかりほろりとしました。
というか…トイレも一棟って…家のトイレなのに公衆トイレ状態…!!!

家の入口  おっきな机  家の中

家の入口とか、いちいち本当に可愛いんですけど…!!
細かい部分の装飾まで手が入れてあって、本当に見逃せないです。

家の中は大きなテーブルが窓際にどーん! と置いてあります。
農作業時期の晴れた日にはこれを外に出して、皆でご飯を食べるそうです。
そして寝室や台所は流石に別の部屋 (隣) ですが、一つの部屋でいろんなことができるようにと、大きな部屋に色々なものが置いてあります。
まき割りと子供用の揺り籠が一緒にあって、おぉぉ…! ってなりました。

畑  台所  台所

裏に回ると畑と台所その2 (別棟) があります。
畑はこの時期、何も植えられていませんでしたが、周囲をタンポポが取り囲んでいてとても綺麗でした。
広い台所スペースはパンをまとめて作ったり、ふるいで粉を選別したり、屠殺した家畜の解体などの大きな食品作成用の部屋のようです。

 

部屋  反対側  牧師さんの机

外観の写真を撮り忘れるという、個人的に致命的なことをしでかしたんですが…orz
牧師さんはいわゆる 「情報を持ってきてくれる人」 でもあったので、とても大切にされたそうです。
この時代にしては珍しい間取りで作られた結構大きな家も、敬意を表して贈られたものだそうです。

確かに前のおうちが素朴な雰囲気だったのですが、そこよりもこちらの方が派手に見えます。
まぁ、比べれば。というくらいで、物凄く派手なわけでもないのですが(苦笑)
ここはいわゆる応接間のような部屋だったようです。あとはちょっとした集会や布教用。

↑右は牧師さんの机で、とても分厚い本が置いてありました。
鍵かけられてて中は見られないようにされてました。

台所  台所  ハートの型抜き

このおうちは食事を食べるところと作るところが一緒です。
ちらりと見える赤い扉は外に出る小さな出入り口で、すぐ近くに貯蔵庫? があるとかないとか(どっち)
暖炉の横や天井にかかっていた調理器具の種類も多く、ふいごは実際に触ってみたらまだ使えました。すごっ!
あと、何に使うのかが解らなかったんですが、クッキーの型抜きみたいで可愛いな! と友達と盛り上がった不思議な器? がありました。

寝室  寝室  寝室

寝室。
↑真ん中奥に見える黒いものは暖炉のようなものです。
アイルランド (だったかな?) から泥炭を輸入して使用していたそうです。
ベッドが置いてあって、隣で手足を伸ばしたりしてみたんですが、どう考えても体曲げないと眠れない…。
とぶつぶつ言っていたら、昔の人はそうやって寝てたんですよ~。とガイドさん。
大きな体で丸まって寝るとか想像したら可愛いけど、起きたら体がばっきばきになってそうだと思いました(苦笑)

暖房器具  暖房器具  食器棚

ここは二つの暖房器具があったんですが、同じおうちの中でも寝室用と応接間用で雰囲気が全然違いました。
そういえばスウェーデンの市庁舎でも暖房器具を見せたくないという理由で棚の中に隠していたことを思い出しました。
日本だと暖炉とか囲炉裏とかそのままですが、北欧の人は暖房器具は隠すもの。のような考え方があるのかな…? とかちろりと思いました。

あと↑右はこの前のおうちのものなんですが。
この牧師さんのおうちの方が年代的には後にできたもので、この写真のような大きくて綺麗な食器棚は見かけなくなっていました。

 

池  床  仕事休憩中…?

この辺りまで回ったらタイムアップでした。
真ん中? あたりに池があって、その周りをくるりと回ったくらいです。
池の周りの鴨を見ながら、のんびりと帰りました。

 

室内にはその時代ごとのノルウェー (室内・生活の場など) を表した展示などもあったそうですが、時間がなくて行けれませんでした。
お土産物売り場があって、流石ノルウェーというのでしょうか。
初めて見るような簡易チーズ削り器を始め、見たことのない北欧雑貨が結構置いてありました。
チーズ削りを買った友人は、これいいよ! と帰国後、大興奮してました。
私はここで買ったマグに大興奮でした。

他でも買えるかな…? と思っても、いいと思うものは値段見ずに買っておけ! 買えなかったよりも安かったと凹む方がまし!
これが北欧をツアーで回る時の極意だそうです。
確かにそれは物凄く実感しました。

 

 

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Thanx A Lot.